先日、 「ソーサリアン(MSX2)を改造しよう」 というページをアップしたときに、ふと思ったことがありました。
「あらかじめフロッピーディスクをディスクイメージファイルに変換しておいてください」
…などと当たり前のように書いているものの、PC用のフロッピーディスクドライブも今ではほとんどの人が持っていなかったり、 イメージ化するためのツールをインストールする必要があったり、意外と面倒くさいのではないかと。
というわけで、MSX実機を使って、フロッピーディスクのイメージ化を行う方法を書いてみようと思います。
こちらをダウンロードしてください。
MSX用ディスクイメージ変換ツール
・MSX_TinyCopy.zip (2021.3.20)
ダウンロードした zipファイルを展開すると、MSX-DOS(2)で動作する2つのツールが入っています。
フロッピーディスクを単純なイメージファイルに変換します。
ファイルサイズは当然720KBになるので、保存先はHDDやSDカードなどに限定されます。
作成されたイメージファイルは、エミュレータ等でそのまま使用することができます。
MSX-DOS上で以下のように入力してください。
TNMKIMG 出力ファイル名
読み込むフロッピーディスクの入ったドライブ名 を選択して何かキーを押すと、イメージファイルへの変換を行います。
中止したいときには変換開始前に CTRL+C を押してください。
イメージファイルをフロッピーディスク(2DD)に書き戻します。
フロッピーディスクの内容はすべて上書きされてしまうのでご注意ください。
MSX-DOS上で以下のように入力してください。
TNMKDSK イメージファイル名
書き込むフロッピーディスクの入ったドライブ名 を選択して何かキーを押すと、フロッピーディスクへの書き込みを行います。
中止したいときには書き込み開始前に CTRL+C を押してください。